戯言 |
16.12.27
ふと思い立って更新してみましたが、15年も経つとPC-88を取り巻く環境も大きく変わってしまいましたね。。 P88SRやM88等のエミュレータが発表された当初の勢いは既になく、88の情報は2ch系や個人サイトでちらほら見つかる程度で。 もうブログですら古くてミニブログやSNSの時代ですからね、個人サイトを維持してる人も少なくなってしまった。 しかし、最近はレトロPC界隈がそれなりに盛り上がっているようで、Beepショップ開店の他にも、日高徹氏の講演会やブラザーのTAKERU30周年記念イベントとか色々あったようですね。 でも国内で活動している人はほんの一握りで、80年代に最も活躍していた方々はそれなりの役職に就いていたりして、当時のマイコン等に構っている余裕もないんでしょうけど、そういった忙しい方々もこれから定年を迎えたらまた状況も変わってくるのでしょうかもしれません。 コンシューマゲームにも言えることなんですけど、レトロPC界隈はゲーム保存協会の代表のように、むしろ海外勢が元気なようです。 同人ソフトについても日本の雑誌(アソコンのムックとか)をOCRでスキャンしてたり、コレクターがヤフオクなどから蒐集しているような状況のようで。特に欧州と中国・韓国勢の収集家が多いようですね。 元々このサイトはPC-88の商用ゲームを全てデータベース化するというY.ROMI氏の偉業に影響を受けて始めたものですが、海外からのリンクの方が多くなってきている状況です。 彼らの活動は日本でほとんど注目されて来なかった「(Windows以前の)同人ソフト」を再び世に知らしめる機会を作ってくれたという意味ではありがたいと思いますし、サイトなどを見ていると言葉の壁を越えて「何でそんなマイナーな同人ソフトのこと知ってるの?」と思うこともあるので尊敬するところもあるのですが、日本語が読めない人もいるからか平気で個人の住所が書いてある奥付とかを晒したり、日本の著作権法を完全無視でディスクイメージを勝手に配布したりするので、ちょっと怖いですね。 (ちなみに当サイトからは開発者の方々からの要望があった場合を除いて、外部にディスクイメージなどを提供したことはありません) さて、次の更新はいつになるでしょうか。 なんせここのサイトは全てが今時PerlのCGI+SSIという遺産レベルの構成ですから、自分で書いたソースなのに理解できなくて大変でした。 未紹介の同人ソフトはまだまだあるのですが、今後はなるべく配布されていないもの(サークル様から正規で購入したもの)を中心に紹介して行きたいと思いますので、その精査に時間がかかるかもしれません。 死んでなければ10年以内には更新すると思われるので、気長にお待ちください。 ちなみに、同人ソフトのご提供はまだまだ受け付けております。 もし寄贈・投稿しても良いという奇特な方がおられましたら、掲示板またはメールよりご連絡ください。 営利目的ではないので効果では買取できませんが、送料+α程度の謝礼はお支払いさせていただきます。 |